会社のグローバル展開を
縁の下で支える
PROFILE
海外事業室 H・S理工学府卒 2016年入社
#01
おぼつかない英語で
現地スタッフとコミュニケーション
就活でエージェントから紹介を受けた企業の一つが大紀アルミでした。大学は化学系の学部で環境に関わる勉強もしていたため、アルミスクラップを新しいアルミに生まれ変わらせ、お客様に供給しているという事業そのものが環境負荷の低減に寄与する事業であることから関心を持ちました。
また、供給先には自動車関連会社が多く、事業が安定しているのではと思えたことも入社の決め手になりました。
入社後はまず技術部に配属になり、設備設計を担当していました。
設備の図面を作成するだけでなく、実際に設備を据え付ける工事の立ち会いにも参加し、技術部に在籍していた2年間で中国、インドネシア、タイの工場への出張も経験することができました。
中でも、タイ工場に3カ月滞在し、炉の更新工事に立ち会った際には苦労の連続でした。
工事関係者は英語が通じる人ばかりではなく、イラストや身振り手振りでやり取りをしながら、だんだんと勘所がつかめるようになり何とかコミュニケーションが取れるまでになりました。
#02
異国の地だからこそ
コミュニケーションはより丁寧に
入社後3年目に海外事業室に異動しました。
現在は、全てのASEAN拠点が参加する定例会議の主催や、海外からの転勤者のサポートといった業務を行っています。
会議資料や議事録作成も多いので、開催日など今後のスケジュールを常に意識して取り組んでいます。
それ以外にも技術部の仕事の延長で、海外の工場の設備の立ち上げ工事の立ち会いも経験しました。広大な更地に基礎ができ、建物ができあがって、設備が入りというように、工場ができていく様子を目の当たりにすることができました。
特に2019年に立ち会ったインド工場は当社の工場の中でも最大規模で、今後アジアの中核になっていく工場なので、そのような工場の立ち上げから関われることにやりがいを感じます。
ただ、時間にルーズであったり安全意識が低い作業員も多く、計画通りに工事を進めていくのは苦労しました。
こちらが伝えたいことはなるべく簡潔に、何度も何度も繰り返し確認することを意識しました。
#03
再生アルミの仕事に関われることで
感じる誇り
当社の海外事業は今後ますます広がっていくことが考えられ、それにつれて海外事業室の役割もさらに増していくと思います。英語の勉強はもちろんですが、貿易や経理の知識なども身に付け、海外事業室では非常に多岐にわたる業務に関わるため、幅広い知識が必要です。
当社の従業員の方々は皆とてもフランクで、わからないことがあれば教えていただいたり、逆に私が「こうしたほうが良いのでは」と思うことを伝えると非常に前向きにとらえていただけるので、そうした点でもやりやすさ、やりがいを感じています。
今では街を歩いていると、自動車やタイヤのホイールなどアルミでできているものに目が留まるようになり、身近な製品の製造に関わる仕事ができていることをあらためて誇りに思います。
一日の流れ
一日の流れ
- 08:45
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出社
- 09:00
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始業
- 10:00
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メールチェック、資料作成
- 12:00
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昼食
- 13:00
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出入国在留管理庁へ書類提出
- 15:00
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海外拠点とWeb会議
- 16:00
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海外拠点のデータ整理
- 17:30
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問い合わせ対応
- 18:30
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退社