自動車産業と環境保全に寄与する
アルミニウム合金の製造現場は
厳しさを超えるやりがいに満ちている 自動車産業と環境保全に
寄与するアルミニウム合金の
製造現場は厳しさを超える
やりがいに満ちている

Y.I

亀山工場 製造課
総合進学コース 卒
2022年入社

INTERVIEW.01

アルミ合金への
大きな興味から
大紀アルミニウム工業所へ

自動車関連の仕事に興味があり、前職では車の部品メーカーに勤めていました。そして給与や福利厚生面でより労働条件のよい職場を求めて転職を考えていたときに、知人を通じて知ったのが大紀アルミニウム工業所です。自動車部品の原材料となるアルミニウム合金を生産している会社と聞いて、「それを作る仕事とはどんなことを行っているんだろう?」ととても興味が湧きました。まもなくスクラップなどを溶かしてアルミ合金を作る工場は極暑でハードな職場環境であることがわかりましたが、もともと体力に自信があった私は仕事への興味のほうが勝って亀山工場に入社。現場研修とアルミ合金の鋳造を主に行う「保持炉」の仕事を約1年間経験した後、現在はスクラップを投入・溶解する「溶解炉」を使ったアルミニウム溶湯の製造を担当しています。

INTERVIEW.02

現場仕事は苦労も多い反面、社会に役立っている実感がある

現在の溶解炉業務では、お客様の自動車メーカーと取り決めたアルミ成分値になるようスクラップを溶解処理し、ガスや不純物を除去してきれいなアルミニウム溶湯を作るのが仕事です。その担当者としてアルミやスクラップの成分について詳しくならないといけないのが難しいところで、私は今それを勉強している真っ最中です。また入社前から想像していたものの、仕事現場はアルミ溶湯に接近する作業や溶解作業もあり、初めて経験した夏場は苦労しました。しかしながら自分の仕事がエンジンなどの自動車の主力部品につながり、またスクラップのリサイクルを通じて環境保全に役立っていることを思うとやりがいは十分。原料調達から溶解・溶湯処理、鋳造、製品出荷まで一貫した製造プロセスに関わることができるので、仕事に対する充実感や達成感もしっかりと得られます。

INTERVIEW.03

自らの知識と技術を
さらに磨いてよりよい
工場づくりに貢献したい

アルミニウムの溶解現場は水分や異物の混入による爆発などの危険性を伴うため、より安全に作業できる環境と仕組みづくりが不可欠になります。それに向けて亀山工場では、例えばスクラップ投入時に利用するリフトの遠隔操作と無人化など、作業スタッフの安全確保と生産性向上を図る新しい取り組みを着々と進めています。このような取り組みの推進メンバーとなって、これまで以上に安全性の高い工場の実現と会社全体の繁栄に貢献していくことが私の長期的な目標。まずはそのファーストステップとして、先輩社員からいただくさまざまなアドバイスや知見をしっかりと体得しつつ、数年後には生産ラインのリーダーになれるよう頑張るつもりです。

HOLIDAY

休日の過ごし方

小学生の頃に始めたバスケットボールを現在も続けており、地元のクラブチームで大会に出たりしています。また自然が好きで、地元の友人や会社の先輩たちと釣りや登山に行ったり、最近は観葉植物にもハマっています。あとは甘いものも大好きなので、京都へ抹茶スイーツを食べに行くこともよくあります。

1 DAY SCHEDULE

1日のスケジュール

  • 08:15

    始業、部署内で安全確認

  • 09:00

    塩素処理

  • 11:00

    出湯、750℃以上ある溶湯を専用のPOTに鋳造します

  • 12:00

    昼休憩

  • 14:00

    出湯2回目

  • 15:00

    溶解作業

  • 16:45

    退社